看護師をして、仕事と家庭を両立させることが難しいと感じる方は大勢いらっしゃいます。
実際、就労している職場や診療科によって、帰宅時間は大幅に変わってきます。もし忙しさが原因で家庭環境が悪くなったと感じているのなら、コミュニケーションをしっかりと取る事を意識しましょう。
自身が残業や急患等で帰りが遅れる場合は、業務に支障が出ない範囲でSNSなども利用して積極的にパートナーや子供に、帰宅時間が遅くなる事を伝える事が重要です。家庭環境の不和というものは、自分の状況を逐一、家族に伝えないことからはじまるといっても過言ではありません。
子供やパートナーが不安にならないように、帰宅時間が遅れる場合はしっかりと伝えましょう。
また、職場でのストレスがある場合も、パートナーにしっかりと伝えることも重要なコミュニケーションの一つである。ストレスが原因で機嫌が悪くなった場合でも、相手が「ストレスが溜まっているんだな」と、理解しているか否かの差は大きいものです。
また、重視すべきは家族へのコミュニケーションだけではありません。職場の同僚や上司にも「家庭を大事にしたい」という意志をしっかりと伝えるようにしましょう。
周囲の評価や、キャリアに傷がつくと恐れてしまい、伝えていない方はいないでしょうか。この意思表示をしっかりと伝えていれば、同僚や上司はあなたの意志を考慮した職場作りやシフトを考えてくれます。
自分のライフスタイルに関する考え方を伝えることは、看護師としてのキャリアに傷をつけることでもないし、周囲からの評価が理不尽に下がることでもありません。もし、「家庭を大事したい」と伝えて自身の評価が下がってしまうような職場であるなら、むしろさっさと退社した方が今後にとってプラスです