夫婦のすれ違いを防ぐポイント

看護師の悩みで多いのが、結婚後に夫婦の生活がすれ違うということです。
看護師の仕事は時間が不規則で、泊りがけで働くことも珍しくありません。勤務スケジュールが急に変わることもあるので、どうしても夫婦の時間を持つことが難しくなります。

看護師の仕事に理解がある配偶者でも、すれ違いが続けば心変りが生じて関係が悪くなる可能性はあります。場合によっては離婚に至る可能性も否定できません。
特に急患への対応が多い部署で働く看護師ほど勤務時間は不規則になりやすく、仕事と家庭の両立は難しいです。その結果、結婚生活が破たんに至るケースも少なくありません。そういった実情を考えると、看護師が夫婦の仲を良好に保つためには、早い段階からお互いの働き方を二人で話し合うことが不可欠といえます。

すれ違いを最小限に押さえたいのであれば、二人で勤務日時を限定して夫婦の時間を確保すると良いでしょう。
早出や残業、休日出勤が無い勤務形態なら、急な予定変更で夫婦の時間が損なわれる心配はありません。看護師としての仕事を適切に行いつつ、夫婦仲も良好に保つことができるでしょう。

しかし、病院の多くは多忙で人手不足であることから、この方法を実現できる可能性はあまり高いとは言えません。少しでも夫婦が揃う時間を確保したいのであれば、できるだけ時間に余裕がある職場へ転職しましょう。

病院以外にも看護師の技能を活かせる職場は多いため、病院ではない職場を探すのも手です。ただ、規則正しく働ける病院以外の職場は結構人気が高い傾向があります。良好な案件はすぐ埋まってしまうため、転職情報をまめに確認して、より良い条件の求人を探し出しましょう。